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乳房星(たらちねぼし)・再々修正版
第15章 ひこうき雲・2
その翌日の朝8時頃のことでありました。

この日、5階建ての洋館では、イワマツグループとイワマツ家の財産書に記載されている財産の項目が出そろいましたので、財産書を清書しまして公正証書に残す作業を行うことになっています。

5階にあります私の執務室兼寝室にて…

私は、由宇利さんと一緒に黒の紋付きはかまに着がえまして儀式を始める準備をしていました。

洋館の1階には、大番頭はんたちと居住地にする国と地域の行政機関の職員さんたち50人がいまして、儀式を見守る準備をしていました。

8時50分頃に、由宇利さんが1階に降りてきたのと同時に付き人軍団の男たち数人が1階と2階を結ぶ階段を封鎖しました。

(ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ…)

その間、黒の紋付きはかま姿の私はスズリのすみをする道具を使いましてすみが濃くなるまですりつづけていました。

その後、試し書きの紙にすみがきちんとすれているかどうかを確認していました。

そして、儀式開始の午前9時の時報とともに、私は小筆を取りまして清書書きを始めました。
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