この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
咲の旅物語
第10章 ラファエルの依頼
その頃、ヘラとダイゴも宴から離れてダイゴの家に帰ってきていた。
「調子に乗りすぎよっ。ほらお水」
「うう…すまん…」
ダイゴは受け取った水を一気に飲み干すとバツが悪そうに苦笑いする。
いつもの男らしい一面もなく耳が力なく垂れてなんとも可愛らしい。
思わずヘラはダイゴの頭を抱き締めた。
―か、可愛い
ダイゴに取ってこれはキツイ。
顔がヘラの胸の間に挟まる状態だ。
「ヘラ…苦しい…」
胸元でムグムグ動く感触に慌てて飛び退いた。
「わっごめんっ」
真っ赤になって、慌てるヘラに意地悪をしたくなった。
「なに?誘ってるの?」
ニヤリと笑うと、ヘラの両肩に腕を置いて顔を近づける。
キスをしてしまいそうなほど近づいたダイゴに慌てて更に顔を赤らめながら反論する。
「ちがっ…んぐ」
言い切る前に口を塞がれた。酔いも手伝ってダイゴは大胆になっているようだ。
唇をなぞるように舐め、ヘラの顎を軽く上に向ける。
自然にヘラの唇が開いた隙を逃さずダイゴの舌が侵入してきた。
「…ん」
甘く優しい舌使いに吐息が漏れる。舌を絡めとり口内を念入りに愛撫してくる。
だんだんとヘラの足に力が入らなくなってきた。
そんなヘラの様子に気づいたのか、ダイゴはヘラから唇を離し持ち上げて自分の膝に乗せる。
「きゃ…」
燃えるような赤い瞳に真っ直ぐ見つめられ、身体中の温度が上がる。
恥ずかしくて顔を背けようとしたが、ヘラの頬を両手で包み再びキスをしてきた。
「…んん…」
「可愛くて…食っちまいたい」
次第にヘラも逃れようとダイゴの腕に置いていた手を離し受け入れるように首へ回していた。
ダイゴの唇はヘラの首へ降りていく。
頬に添えられた手は小柄なヘラの身体を確かめるように腕や背中を撫でている。
「調子に乗りすぎよっ。ほらお水」
「うう…すまん…」
ダイゴは受け取った水を一気に飲み干すとバツが悪そうに苦笑いする。
いつもの男らしい一面もなく耳が力なく垂れてなんとも可愛らしい。
思わずヘラはダイゴの頭を抱き締めた。
―か、可愛い
ダイゴに取ってこれはキツイ。
顔がヘラの胸の間に挟まる状態だ。
「ヘラ…苦しい…」
胸元でムグムグ動く感触に慌てて飛び退いた。
「わっごめんっ」
真っ赤になって、慌てるヘラに意地悪をしたくなった。
「なに?誘ってるの?」
ニヤリと笑うと、ヘラの両肩に腕を置いて顔を近づける。
キスをしてしまいそうなほど近づいたダイゴに慌てて更に顔を赤らめながら反論する。
「ちがっ…んぐ」
言い切る前に口を塞がれた。酔いも手伝ってダイゴは大胆になっているようだ。
唇をなぞるように舐め、ヘラの顎を軽く上に向ける。
自然にヘラの唇が開いた隙を逃さずダイゴの舌が侵入してきた。
「…ん」
甘く優しい舌使いに吐息が漏れる。舌を絡めとり口内を念入りに愛撫してくる。
だんだんとヘラの足に力が入らなくなってきた。
そんなヘラの様子に気づいたのか、ダイゴはヘラから唇を離し持ち上げて自分の膝に乗せる。
「きゃ…」
燃えるような赤い瞳に真っ直ぐ見つめられ、身体中の温度が上がる。
恥ずかしくて顔を背けようとしたが、ヘラの頬を両手で包み再びキスをしてきた。
「…んん…」
「可愛くて…食っちまいたい」
次第にヘラも逃れようとダイゴの腕に置いていた手を離し受け入れるように首へ回していた。
ダイゴの唇はヘラの首へ降りていく。
頬に添えられた手は小柄なヘラの身体を確かめるように腕や背中を撫でている。