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咲の旅物語
第11章 世界旅行の目的
さて、ログハウスは完成し不自然に建ったログハウスを隠す不可視の結界も張って準備万端の咲たちは、一先ずリビングに集まった。
「部屋割りは適当に。」
という咲に、ダイゴのみ一人部屋で二人づつ部屋に入り荷物を置く。
咲たちは、荷物がないので先にリビングで珈琲を飲んでいた。
全員が集まると、咲はディラに視線を向けて頷く。
「話すのだな。」
咲の意図を汲んで、頷き返す。
「仲間だから…」
フワリと微笑むと、ヘラ、ダイゴ、ティナへ順番に視線を向ける。
「ヘラ、ダイゴ、ティナ。大事な話があるの。」
真剣な咲の表情に一同は息を飲む。
「実はね…。」
咲は、自分がこの世界に転生し使命を受けたこと、禍神の事、世界神の事を告げた。