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咲の旅物語
第11章 世界旅行の目的

「此方はダイゴ用。」

そう言って40体、ダイゴの近くに移動させる。

「此方はヘラ、これがティナ。」

40体をヘラに、20体をティナに移動させる。

「ヘラとダイゴは体術の強化と身体付与の魔法の練習。」

「ティナは魔法。」

そう言うとそれぞれに一体づつ自分にそっくりなゴーレムを造る。

「わたしの知識と世界の知識を持たせたサキゴーレムが先生よ♪よろしくね。」

そう言うと、ゴーレムたちは頭を下げ、それぞれに別れ三人を連れていった。

「さて、私達は外で待っていよう。」

「ああ。しかし、ダイゴやヘラが無茶をするんじゃないのか?」

咲とディラが連れ立って部屋から出るとディラがダイゴ達を心配する。

「するでしょうね、あの二人の性格だと…」

「危険ではないのか?」

「大丈夫。危険になるとサキゴーレムに辞めさせるようにしてるから。」

ディラに無邪気に笑い、水着を創造する。

「泳ご?」

二人は湖に飛び込んだ。


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