この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
咲の旅物語
第12章 亜空間
※※※※※※※
(もぅ、可愛がっている最中だ…)
タチバナは、ディラ達がやろうとしている事に咲の身体が心配だったが、精神世界以外で咲に触れるのは始めてだ。
偽りの身体、魂の器。
しかし、その滑らかさや愛しさは予想を遥かに越えていた。
そのしなやかな体躯が、自分の動きに合わせてヒクヒクと波打つ。
熱い身体が、刺激を与えると嬉々として更に燃え上がる。
見ているだけでも達しそうなほど、妖艶で卑猥でいやらしい。
タチバナは咲を膝の上に乗せ、自身を沈める。
先ほど、激しく痙攣していたが下界でなにかあったらしい。
溢れる蜜が伝って、タチバナのソレも濡らしていた。
短く息をするその桜色の唇に吸い付いた。
「ん…ふ…」
舌を絡ませ吸い口内の壁を撫で上げる。
片手で下半身の蕾を摘まんでみた。
「んん…!」
ピクッと身体を震わせ、タチバナの欲望を締め上げる。
キュウキュウと奥へ導いているようだ。
「ん…」
「咲…動いて」
蕾をつまみ上げながら、囁いてみる。
「あぁ…」
ソロソロと動きだした。