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咲の旅物語
第15章 チガヤの呪い
その様子に気づいた男たちは、イヤらしい笑みを浮かべララベの頬を掴んだ。

「気持ちいいだろう?
この香はな、媚薬香でな。快楽を増幅させてくれるんだよ。」

身体が痺れたようにいうことを効かない。

話しかけてきた男が、ララベの乳首を摘まんだ。

「ひぁっっ」

感じたことのない感覚がララベを貫いた。

媚薬香の効果は絶大だった。
騎士団達も、アチラコチラで弱点を擦られ困惑しながらも快楽に喘いでいた。

「貴様ら!…なにが…くぁっ!目的だ!!」

執拗な男達の攻撃に喘ぎながらも騎士団の一人が叫ぶ。

「子供を身籠ってもらおうと思ってなぁ」

ぐへへと汚ならしい笑みを浮かべ、騎士団に近づき彼女の中に指を突き立てた。

「ふぁっっ」

ビクンっと叫びを上げながら、体を反らせる。

「いい具合だ…。よし、タイラ行け。」

突き立てた指を引き抜きネットリ舐めとると、後ろにいた若い男に指示する。

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