この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
咲の旅物語
第16章 王都 ルアール

『ぅ………』

それは、うめき声を上げるだけ。

「ちっ、さっさとこの辺を調べて上がろう。」

「ああ、臭くて目眩がするわ。」

蠢くソレを蹴り倒すと、二人の男は出ていった。

男達が出たあと、部屋の隅から不可視の魔法を解いた咲たちが現れた。

「酷い。」

「ああ…、だが、事が片付くまで身代わりを置いておいた方がいいな。」

ディラの提案に咲は頷く。

ディラは崩れたゴーレムを形成しなおす。

ジャックにそっくりなゴーレムを造り上げると、咲と共に転移した。

来たのは、子供達を見つけたところ。

「ぅわぁ…」

黒い手で拘束させている、監視達に記憶操作を施した。

黒い手を興味深そうにつついている咲を下がらせると、子供達のゴーレムを造り、強度を上げる。

「よし、仕事は完了だ。」

「うん、一旦ヘラ達のところに戻ろう。」

頷きあった二人は、再び転移していった。

/329ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ