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第6章 湖村 ミノー

ディラはニヤリとして

「我は聖獣だ。だが、現場に行かねば治せるかどうかはわからん。」

シュンッ

「あれ、バラしたの？」

いきなり転移で現れた咲に驚いたが、ディラは何とか体制を整えた。

「お、おかえり…こやつらには、良かろう？」

「ただいま。まぁ…そうね。」

「…ビックリした…」

ダイゴも

「あ、皆でご飯食べに行こう♪」

「やったー」

「でも、俺たちは店に…」

獣人は入店拒否されやすい。
他国の者が行き来するこの村では、特に貴族なども利用するので入れないのだ。

「大丈夫♪『不可視』」

二人の耳と尻尾が見えなくなった。

「凄ぉい」

目を丸くして驚いているティナに萌えたのは秘密だ。

かくして、4人は昼に行ったレストランに行き大満足で夕食を終え早めに休むのだった。