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咲の旅物語
第7章 湖の神殿
そこには深い緑の髪の男が、なんとも言い難い神々しさの翼で咲さんを包み抱きしめていた。
その男が、愛しそうに咲さんの額を撫で上げるとそっとキスをする。
途端に咲さんから溢れていた魔力が飛散した。
咲さんの強ばっていた体から力が抜け、グッタリする。
一瞬ハッとしたが、男が咲さんを抱き上げ此方をむいた。
「咲を少し預かる。君たちは外へ転移させる。ミカエル」
緑の男が誰かを呼ぶと、そのまま咲さんといっしょに消えた。
そこに残ったのは、いつの間にかいた金髪の翼を持った男だ。
「私はミカエル。
天使長をやっています。
先ほどのお方は創造神様。
彼女は力を制御出来るのは創造神様だけなので、少し預かります。」
「咲は、大丈夫なのですか?!」
「はい。ディラ。
貴方は咲に付いていてください。そして、友人の方々。その獣人の子達の約束には、間に合うでしょう。
我々が出向ければ、良いのですが世界に関与できません。」
その男が、愛しそうに咲さんの額を撫で上げるとそっとキスをする。
途端に咲さんから溢れていた魔力が飛散した。
咲さんの強ばっていた体から力が抜け、グッタリする。
一瞬ハッとしたが、男が咲さんを抱き上げ此方をむいた。
「咲を少し預かる。君たちは外へ転移させる。ミカエル」
緑の男が誰かを呼ぶと、そのまま咲さんといっしょに消えた。
そこに残ったのは、いつの間にかいた金髪の翼を持った男だ。
「私はミカエル。
天使長をやっています。
先ほどのお方は創造神様。
彼女は力を制御出来るのは創造神様だけなので、少し預かります。」
「咲は、大丈夫なのですか?!」
「はい。ディラ。
貴方は咲に付いていてください。そして、友人の方々。その獣人の子達の約束には、間に合うでしょう。
我々が出向ければ、良いのですが世界に関与できません。」