この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
大人遊び
第22章 choice A 揺れる
悠くんの第一印象は、カッコいいけど冷たそう。
先輩に連れられて行った会社関係の飲み会でたまたま知り合った彼は、整った顔立ちに軽くセットされた黒のさわやかな短髪、ずっとバスケをやっているというだけあって、背も高くて適度に筋肉質、明らかにモテそうだった。
さらにメガバンクに勤めていて、ニューヨークから帰ってきたばかりっていうんだから、女の子がほっとかないだろう。
現に他のテーブルの人からも話し掛けられたりしてたし・・・。
彼はこなれた対応をしてたけど、何となくわざと一線引いてるようで、特定の女性の存在をそんなに求めてないように感じた。
だから、帰り掛けに彼から食事に誘われた時は、なんで?って率直に驚いたのを覚えてる。
中々、予定が会わなくて、しばらくしてから初めて二人で会った。
やっぱり、特に私を気に入って口説くって訳では無さそうで、仕事の話やたわいもない話ばかりをしていた。
そんなたまに食事に行く関係がしばらく続いて、少しずつ私の方が彼に惹かれていった。
二人の時の彼はそんなにおしゃべりな方ではないし、割とクールなんだけど、たまにとても優しい目で私を見ることがあって、そのギャップと瞳にいつの間にか心を奪われたんだと思う。
「好きです。」
「・・・じゃぁ付き合う?俺仕事忙しいけど。」
そんな風にはじまった二人の関係。温度差があるのはわかってた。
でも、その時はそばにいていいって言って貰えただけで嬉しかったし、好きになって貰うチャンスがあるだけいいかって、単純にプラスに思ってた。
先輩に連れられて行った会社関係の飲み会でたまたま知り合った彼は、整った顔立ちに軽くセットされた黒のさわやかな短髪、ずっとバスケをやっているというだけあって、背も高くて適度に筋肉質、明らかにモテそうだった。
さらにメガバンクに勤めていて、ニューヨークから帰ってきたばかりっていうんだから、女の子がほっとかないだろう。
現に他のテーブルの人からも話し掛けられたりしてたし・・・。
彼はこなれた対応をしてたけど、何となくわざと一線引いてるようで、特定の女性の存在をそんなに求めてないように感じた。
だから、帰り掛けに彼から食事に誘われた時は、なんで?って率直に驚いたのを覚えてる。
中々、予定が会わなくて、しばらくしてから初めて二人で会った。
やっぱり、特に私を気に入って口説くって訳では無さそうで、仕事の話やたわいもない話ばかりをしていた。
そんなたまに食事に行く関係がしばらく続いて、少しずつ私の方が彼に惹かれていった。
二人の時の彼はそんなにおしゃべりな方ではないし、割とクールなんだけど、たまにとても優しい目で私を見ることがあって、そのギャップと瞳にいつの間にか心を奪われたんだと思う。
「好きです。」
「・・・じゃぁ付き合う?俺仕事忙しいけど。」
そんな風にはじまった二人の関係。温度差があるのはわかってた。
でも、その時はそばにいていいって言って貰えただけで嬉しかったし、好きになって貰うチャンスがあるだけいいかって、単純にプラスに思ってた。