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大人遊び
第7章 愛する人 side 悠
「そういえばさぁ、再来週の土曜、会社のチームの練習試合あるんだけど、メンバー足りなくて予定どう?」
浩二に問いかけられる。
「あー。午後からならいいけど。」
「おっ、じゃぁ頼むわ。打ち上げに彼女くるから紹介するな。」
そうしてたまたま参加した打ち上げで、文と出会った。
浩二の彼女の後輩だという文の雰囲気は、どことなく出会った頃の美樹を連想させて、懐かしい気持ちが甦ってきた俺は、帰りがけに思わず彼女を食事へと誘った。
この日をきっかけに、俺達は少しずつ時間を重ねるようになり、まぁ仕事帰りの居酒屋ばっかだったけど…文からの告白で付き合いがはじまった。
正直言うと仕事が楽しくて彼女とかどうでもよかったし、文が好きだったわけではない。それでも文と会ったり、告白を断らなかったのは、彼女の中に大好きだった頃の美樹の面影を追っていたからだと思う。
目の前の彼女をみていると、美樹と幸せだった頃の穏やかな気持ちを思い出せた。
だけど、はじめての夜、俺を求めて濡れるソコ、甘い声に、変わってしまった美樹の姿が重なって…。
そのせいなのか、快感に鳴く文をみるのは好きじゃなかった。
そして、最低な俺は自分の欲求をぶつけるだけのセックスをするようになっていった。
浩二に問いかけられる。
「あー。午後からならいいけど。」
「おっ、じゃぁ頼むわ。打ち上げに彼女くるから紹介するな。」
そうしてたまたま参加した打ち上げで、文と出会った。
浩二の彼女の後輩だという文の雰囲気は、どことなく出会った頃の美樹を連想させて、懐かしい気持ちが甦ってきた俺は、帰りがけに思わず彼女を食事へと誘った。
この日をきっかけに、俺達は少しずつ時間を重ねるようになり、まぁ仕事帰りの居酒屋ばっかだったけど…文からの告白で付き合いがはじまった。
正直言うと仕事が楽しくて彼女とかどうでもよかったし、文が好きだったわけではない。それでも文と会ったり、告白を断らなかったのは、彼女の中に大好きだった頃の美樹の面影を追っていたからだと思う。
目の前の彼女をみていると、美樹と幸せだった頃の穏やかな気持ちを思い出せた。
だけど、はじめての夜、俺を求めて濡れるソコ、甘い声に、変わってしまった美樹の姿が重なって…。
そのせいなのか、快感に鳴く文をみるのは好きじゃなかった。
そして、最低な俺は自分の欲求をぶつけるだけのセックスをするようになっていった。