パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第7章 愛する人 side 悠

この子にずっとそばにいて欲しい。それからの俺は今までの分を償うかのように忙しい合間を縫っては彼女をデートへ連れ出した。


嬉しそうに笑う文を見て、寂しい思いをさせていた事に改めて気付いた。手を繋いでキスをする、そんな学生みたいなデートを繰り返す、彼女に好きが伝わるように。


その日は、しばらく忙しい日が続いて半月ぶりデートだった。

「疲れてるだろうから家でのんびり映画でもみよう♪」と手料理で迎えてくれる彼女。

久しぶりなんだから、もっとわがまま言ってもいいのに。そんな事を想いながらも、俺を気遣う彼女の優しさが愛しくて、、、いつ振りだろう？その夜は久しぶりに彼女をベッドに誘ったんだ。