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エロ小説を100冊読んでみた
第14章 あねてぃ― お姉ちゃん先生は弟専用
文章については、序盤の主人公の生い立ちの説明パートではやや硬い文体。そして本編始まってからはやや砕けたラノベ文体……うーん、それよりは一般小説寄りですかね。硬すぎず砕けすぎずという所か。でも、どちらも読みやすい文章でした。好き。
基本、主人公視点で進むんですが、終盤あたりで一か所、ヒロイン視点にスイッチするエッチシーンがありました。
視点のスイッチはエロ小説では割と必要な技法だと思っています。ただ、どうして必要なのかや、どうあるべきかなどについてまだ考えが深まっていないので今後も注意して読んでいけたらな、と。
何か気づきが生まれるような作品に当たったときは是非、考察していきたい。
また、上原先生のデビュー時期の作品を読めましたから、今度は最近の作品も読んで比較研究なんかもできたらなと思います!
【メモ】
年上女性ピンヒロインもの。
三人称主人公視点(一部エッチシーンでヒロインに視点スイッチ)
最初のエッチ……進行度15%から。
●学んだこと
・「姉=近親相姦エロス」というのは固定観念
・エッチの絡まない山場なら小さくてもいいんじゃないだろうか
・山場の後のエッチシーンは読者のテンションが下り坂の中で読むことになる
・ピンヒロものではメインヒロイン以外の女性キャラのエッチを書かない自制心が必要
■目標達成まであと……86冊