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第19章 俺が聖女たちを奴隷にしながら魔王を目指す話

そもそも「小説家になろう」というサイトを知らなかったし、ネット小説の書籍化ブームであることも知らなかった。そんなわけだから、なろうテンプレートと呼ばれるようなノウハウがあることもまるで感知しておらず、とにかくなんでも試してみるかー的な場当たりな活動をしていました。

それに対して黒水蛇先生の足跡を見てみると、最初の作品からもうきっちりと「なろうメソッド」で書かれているように見えるので、ちゃんとわかっていて活動を始めたのかなあとも思います。単に趣味で楽しく書いていらしただけかもしれませんが。

本作も、とても「なろう作品」らしい雰囲気。

私はよく「レーベルカラー大事だよね」と口にしていますが、そういう意味でとても「なろう(ノクタ)」のレーベルカラーに合っている作品だなと思います。

となれば当然、なろう書籍化レーベルのカラーにも合うというわけで、そりゃ書籍化されるわな。なんの不思議もない。

本作を出版しているのは「オルギスノベル」。
なろう系の一般作品の書籍化もしている一二三書房様のレーベルですね。

黒水蛇先生は他にもノクスノベルスというノクターン系からの書籍化専門レーベルからも別の作品を書籍化しています。