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エロ小説を100冊読んでみた
第25章 ブレイブガールズ―異世界戦士・茜

この作品とセットで前述の『むべやまかぜを』を読むことになってしまった私にはなかなかにインパクトが強烈でした。
官能小説以上のものになってしまっとるやないかい!(少なくとも私にとって)
そんな読書体験でした。
あと、そうですね……実は黄支亮先生のご著書は私、二冊目です。
初めて読んだのはデビューされた頃の『白いマルタの十字の下に』です。私自身がエロ小説家としてKTC様からのデビューを目指すと決めた際、レーベルカラーの研究のために「二次元ドリームノベルズ」の初期のころの作品をいくつか読んでみたことがあるのですが、そのときの一冊。
刊行ナンバーひとケタ台の「二次元ドリームノベルズ」って面白いんですよね、滅茶苦茶で(笑)
まだ方向性が定まっていないというか、とにかく刊行点数をという事情があったのか、作家さんたちに好きに書かせている感が強い。おそらく、当時はまだエロラノベの鉄板ストーリー展開だとか、ノウハウみたいなものが蓄積されてもいなかったんでしょう。
まー今でもエロラノベって割とフリーダムな気風感じられますけど、当時ほどではないよなー。こうしたら駄目、ああしたら駄目ってのは多くなってると思う。規制とはまた別に。

