この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロ小説を100冊読んでみた
第26章 僕と契約して幼なじみ生徒会長に催眠をかけよう!

一般官能の場合、ウリがタイトルになっていることの方が多い。
すなわち「ヒロインの属性(隣のお姉さん、美人秘書、19歳女子大生など)」や「シチュエーション(誘惑、レイプ、温泉など)」だ。
もちろん、エロラノベも基本そのパターンを踏襲し、本作でも「幼なじみ生徒会長」や「催眠」の部分はそうだとも言える。
遠野先生のエロラノベ作品はこのようなパロディものがちょこちょこみられるが、それは先生が「お漏らし」というマニアックな性癖を「ウリ」とする作家だからなのだということも言えるのではないだろうか。
第五回美少女文庫大賞(2008年)を受賞したデビュー作でもある『ウチの妹がここまでMなわけがない』からしてもうパロディだしね^^;
なので、エロラノベにおけるパロディタイトルの多さを「安易な便乗ばかり」と叩くのはいいんだけど、実はそんな事情もあったりするんだよということを頭の隅にでも置いておいていただければ。

