この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロ小説を100冊読んでみた
第28章 姫騎士がクラスメート! 1

そこから更にゲーム化までやってしまったのが笑うヤカン先生の『魔王の始め方』なわけですが。今の所、一番の成功事例でしょうね。
刊行ペースはだいたい月に一冊。多いときは二冊。少ないときはゼロという発刊ペースです。
んでもって、もうひとつ美味しいのが「一般書店にも置いてある」「エロ書籍コーナーではなく一般のネット小説の棚に置かれる」という点。うおおおい、なんだそりゃ!
同じKTCのレーベルであるドリーム文庫やドリームノベルスからもネット小説の書籍化作品が発売されることはありますが、そっちは専門店のエロコーナーに押し込められますからね。
なんなんすかね、この運命の分かれ道。
比べた感じ、ビギニングノベルのほーはエロ描写がそれほどねちっこくない気はしますが。それでもエロシチュエーションの波状攻撃という構成は同じなんだよなあ。
ひとつ思いつくのは、ドリーム文庫、ドリームノベルスで本を出しているなら、ビギニングノベルズでも出しておきたいということ。認知度の相乗効果が見込めるのではないか。
もっと濃いのが読みたかったら、ドリーム文庫やドリームノベルスにおいでよ~と。そういう二段構えでね。
今の所、そういうシフトを敷いている作家さんはいらっしゃらないみたいですね。あ、市村鉄之助先生はそうか。相乗効果、どうなんだろうか?

