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エロ小説を100冊読んでみた
第31章 熟美人課長・不倫契約書

そんなの当り前じゃん! とおっしゃる向きもあるかもしれませんが、なかなかどーだろう、できるだろうか。
目立てるストーリーを作ろうと張り切って余分なことを書いちゃっていないか。
目線がヒロインではない方に向いちゃっていないか。
私は反省したいと思います。
「オナニーでは誰もがクリエイター」というのは私の持論なんですが、妄想でオナニーするときって「意中の異性(ヒロイン)を思い浮かべて」「その相手にいやらしいことをさせる(シチュエーション)」という作業を頭の中でするわけです。
それをリッチにしたものが官能小説であり、エロ漫画であり……そういうクリエイティブなのだと思っています。
妄想オナニーこそが官能コンテンツの原点なのだと。
だとすればヒロインに対する「いいですよね」がどこかに置いてけぼりになっていてはまったくもってボタンを掛け違えたものにしかならないではないですか。
まずはヒロイン。その「いいですよね」はどの部分なのか。
これを忘れてはいけない。そういうことを改めて教えられた気がします。
【メモ】
凌辱テイスト和姦もの
短編集
三人称主人公視点/ヒロイン視点
最初のエッチ
……まちまち%
●学んだこと
・ひと捻りで締める手法もある
・ヒロインに対する「いいですよね」を中心に「なりゆき」パートを書く。
・長編の場合は「なりゆきパート」+「行為描写」の連続に「関係の発展・変化」を挟める。
・長編の場合は更にコンセプトとして「見栄えのするアイデア」を用意できる余地があり、またそうするべきなのだろう。そして、それこそが「短編より長編が歓迎される」理由なのかもしれない。
■目標達成まであと……69冊

