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エロ小説を100冊読んでみた
第31章 熟美人課長・不倫契約書

捻り方がそんなに凄い捻りじゃないのもいいですよね。
これらの捻りはどれも古典的な、いわば伝統技法といっていいような捻りだと思います。
それをケレン味なく使っているところがベテランたる所以なのだろうなあ。
捻りがあることで、一作一作「読んだ感」がある。
そこがこの手法の良い所だと思いました。
もうひとつ、「なりゆき」の部分の説明がめちゃ上手いとも思いました。
男がどんな奴で、女がどんな女で、そして二人がどういういきさつでセックスをすることになるのかというのがスススーっと語られ、あれよという間にベッドの上に。
気づいたらヨガってる(笑)
そしてどのお話でも「その女性が男にとってどのように魅力的なのか」がきっちりと抑えられている。
美人の上司。
いいですよね。
筆おろしの相手。
いいですよね。
ボスの妻。
いいですよね。
息子の嫁。
いいですよね。
未亡人。
いいですよね。
本番OKしてくれる風俗嬢。
いいですよね。
親しかったけれど告白することなく過ぎた同窓生。
いいですよね。
割り切った関係の人妻。
いいですよね。
その娘。
いいですよね。
この「いいですよね」を中心に「なりゆき」部分の説明が回されている。

