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エロ小説を100冊読んでみた
第4章 恥辱の別荘地 美しき牝奴隷たち

文体はラノベっぽさもありつつ、官能シーンではドリーム文庫や美少女文庫と比較すると比喩表現や官能専門熟語が多用され、官能小説テイストがありました。やっぱりベテランの先生だけあって豊富なエロボキャブラリーを自在に使いこなしていますね。中でも大陰唇を指しての「肉帯」という言葉が印象に残りました。

従来の官能小説ファンにとってはこういう官能シーン描写技巧のほうが喜ばれそう、ていうか、まさにターゲットとする読者の中にそういう人たちがいるからこそ、そういうのが書ける作家さんが起用されているのでしょう。

というわけで、リアルドリーム文庫の研究の手始めとして、得るものが多い作品に出会えた気がします。本作をひとつの基準として、他の作品も調べていきたいなと。



【メモ】

3ヒロイン凌辱もの。

三人称主人公視点

最初のエッチ……進行度9%から。
※エロプロローグあり。

●学んだこと

・サブヒロインが存在するためにはメインヒロインが必要
・リアルであるために小道具を捻る必要はない
・他ヒロインを庇おうとするヒロインはその分の存在感が出る

■目標達成まであと……96冊

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