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エロ小説を100冊読んでみた
第39章 ダブル美少女の心を読んでラブ奴隷に落とした件

エロラノベの歴史を80年代として、単純に10年毎に作家の世代があるとします。
第一世代
80年代 富士見美少女文庫時代
第二世代
90年代 ナポレオン文庫時代
第三世代
00年代 フランス書院美少女文庫時代
第四世代
10年代 ネット小説時代
第一世代の代表的な作家は「くりぃむれもん」のノベライズなどを手掛けた倉田悠子先生。
第二世代は一旦エロラノベが衰退する断絶の世代。
なので、この世代のデビュー作家さんは、他の分野にも活躍の場を求めた、あるいは活躍することができた方が今も生き残っている印象。
エロゲーシナリオライターであり、青心社文庫などで活躍されていた鏡裕之先生など。
第三世代はエロゲーブームの隆盛によってジュブナイルポルノが息を吹き返し、今にいたる「エロラノベ」としてのカラーを確立するリブートの世代。
「ジュブナイルポルノの女王」わかつきひかる先生や、秋葉系カラーを美少女文庫に決定づけた青橋由高先生など。
第四世代はネットからの参入組も現れて群雄割拠。ただし、エロラノベ市場自体は縮小傾向、と。

