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第39章 ダブル美少女の心を読んでラブ奴隷に落とした件

そんなとき担当編集者さんから「和姦ものを書いてみてはどうですか」と勧めらたんですね。

後に伺ったところ、「会話パートのテンポが良かったから、和姦の学園ものとか書かせたら面白いものが書ける人じゃないかと思った」とのことですが……とにかくそれで初めて企画が通った。

ただ、それまで官能小説といえばヒロインピンチの二次元ドリームノベルスだったり、フランス書院黒本でも誘惑ものは眼中になしだった私は和姦ものってどう書けばいいかわからない。「女の子といちゃいちゃラブラブでエッチの何がいいの？」という。

そこでどーにもならなくて泣きついた所、担当さんが「これを参考にしてください」といくつか売れ筋作品を送ってくれまして。

その中にあったのが筆祭先生の作品というわけで……もちろん、先生以外の作品もあったんですが、おそらく私の今のスタイルに一番近い作品が筆祭作品なんじゃないかな。