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エロ小説を100冊読んでみた
第40章 騎士の私と悪魔の取引 百合の口付け

というわけで、本作。
本作の場合、やりたかったことはなんなのか。
「女騎士」と「女悪魔」で百合。
ということですよね。
敵対している関係のカップリング。
もしかすると、企画の段階では騎士も悪魔もなかったのかもしれない。単に「敵対関係」でのカップリングというコンセプトがあっただけかも。
必要なものは二人のヒロインとその敵対関係。あとは自由。
そんな感じで、じゃあ騎士と悪魔にしよう、それならファンタジーだ。悪魔ならこういうことができる。騎士ならこういうエピソードも面白い、たみいにして遊びの部分が徐々に必然で埋められて行き……という。
結果、正統派ファンタジーものっぽい出だしから一転、コメディ調の中盤、そして予想外にセンチメンタルな感動のエンディングという作品が出来上がった。
もちろん、これは単なる私の想像です、もしかしたらラストのイメージがまずあって「こーゆー切ないお話がしたいなー」ってとこから組み立てられてるのかもしれない。
正解を当てることが大切なのではなく、制作過程を想像してみることがトレーニングというスタンスで気ままにやっております。それが勉強^^

