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エロ小説を100冊読んでみた
第41章 奪われた恋人 女子校生は悪徳教師に堕とされて……

20年前つーと、新人類世代が40~30代っていう時代なのかな。
社会に出て結婚して、そうなると性欲の対象が職場の女性だったり、同じ年ごろの人妻だったり。
性愛の対象となる異性に既婚者が増えるので勢いネトラレものの需要も高まるという理屈も成り立ちはするか。
で、今の時代でそういう世代って、ええと……平成生まれよりからちょい上ぐらいのあたりか。ああ、ラノベの読者層がそうか。平均37歳ぐらいだと聞きますもんね。
ラノベの購読習慣がある層の性愛の対象に既婚者が増えて来る時期なのね。
もちろん、ラノベ読者は新規に入って来るティーンエイジャーもいますから、そこではなく、第一次ラノベ世代ってことだろうな。
ついでに言えば、90年代のネトラレブームの頃の世代は、今現在でアラウンド60。
ここの読者層にウケているのが「回春小説」と呼ばれる新興の官能小説ジャンルということになるのかしら。
男性週刊誌とかスポーツ紙に連載の官能小説って60代の主人公が多いですよね。昔はそんなことなかったのに。
いつの間にか定年退職したお爺ちゃんが女にモテまくる話が人気になっている(笑)

