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エロ小説を100冊読んでみた
第6章 愛妻日記
ヤリチン君による誘惑と妻の不貞行為、そのプレイの一部始終を録画で観察する夫というシーンが交互に繰り返されるというシンプルな構成です。
ともすると単調になりそうなものなのですが、プレイ内容が徐々に過激になっていくのと、テンポの良い進行……次つから次へと調教が進行していくペース配分の妙のおかげで、退屈することなく読むことができました。
堕とされる妻のキャラクターが「夫のことを心から愛している」という設定で、途中「本当にそうなの?^^;」とも思えるセリフを間男約のヤリチン君に言わされたりもするものの、ギリギリセーフな塩梅でなんとか最後まで運びます(笑)
で、夫婦生活が破綻して終わりということもなくハッピーエンドで締めるため、読後感もそれなりに良い。
もちろん、NTR好きな人の中には、アンチハッピーエンド志向も少なからずいるでしょうが、これはこれでアリなのではないでしょうか。ゲームの方のトゥルーエンドに準じているのかな?