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エロ小説を100冊読んでみた
第6章 愛妻日記

夫である主人公が、ヤリチン君と妻の情交シーンを(録画で)眺める視点が中心となっており、感情移入先は夫となるように設計されているようです。妻のことを想いつつも、寝取られる屈辱感と寝取らせる罪悪感という背徳的なその快感を楽しむことができる。

「寝取らせ」が好きな人はまさにその心理の部分が好きなのでしょうから、視点の置き方はこれが正しいような気がします。

これが「寝取られ」だった場合は、寝取る側や、寝取られ妻の側に感情移入したいという人も出て来るでしょうから、視点の置き方はまた変わるのだろうな。

一番印象的だったのは、プレイがどんどん変態的になっていくその上昇カーブがとても綺麗だった所です。

唇を奪われる→ゴムつけて挿入→フェラ調教→生本番→パイズリ調教→クリスマスの夜にラブホエッチ→夫の書斎でアナル開発→自宅のベランダでエロ下着露出セックス→同窓会だと嘘をついて外出し夫の職場、夫のデスクで強制全裸オナニー&ファック→間男のちんぽを想って一人でオナニー……

パイズリあたりまでは上がったり下がったりの起伏があるんだけど、それ以降は見事なまでに過激に過激にと盛り上がっていく。
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