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エロ小説を100冊読んでみた
第11章 異世界に転生した俺は最上級の女たちを集めてみた!
鈴風先生は異世界ものが大好きということで、それをストレートに出されたのでしょうか、文句のつけようのない「異世界転生チートハーレム」でした。
ストレートと言いましたが、本当にそう。
捻ったりなどまったくしてないド直球なんです。
異世界に転生した主人公が、チート能力「セックスパワー」(セックスが凄い)を使って悪政を施く王国を乗っ取る物語。
乗っ取る手段は国政の要である姫騎士と、宗教を司る聖女という二大最上級美少女を凄いセックスで言いなりにするというもの。
……良い。
この潔さ。一切の小細工を排したわかりやすさ。
なかなかできないことだと思います。
「異世界転生チートハーレム」というフォーマットが既に広く流布されている状況下で、何か新味を加えようとか、ひと捻りしてみようとか……したくなるのが人情じゃないですか。
それを全然しないんですよ! その勇気!
けっこう胆力要ると思うんですよね。
これは編集者さんも凄いのかもしれない。
「いーんだよ、これで」っていう強固な信念がないとできない。