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エロ小説を100冊読んでみた
第11章 異世界に転生した俺は最上級の女たちを集めてみた!
さて「異世界転生チートハーレム」って往々にして「成り上がり」ものでもありますよね。
2010年代は成り上がり小説の嵐が吹き荒れたと言ってもいい。
成り上がり小説のブームと言えば1980年代にあった豊田行二先生のベストセラー「野望シリーズ」を思い出します。
職場の女たちと凄いセックスをしまくってモッテモテ、更にはガンガン出世しちゃってウッハウハ。獲るぜてっぺん、俺様のハーレムと共に! すいすいすーだららった気持ちいい~♪
そんな往年のガチ大人気コンセプトが舞台をオフィスから異世界に変えたのが現在の「異世界転生チートハーレム」と見る向きもあるかと思います。
この変化は、男たちの居場所が「会社」から「ゲームファンタジー的世界」へ移行したからなのかしらん。職場ってのがあんまり性的にリアルな場所じゃなくなってしまったとか?
まあとにかく、「異世界転生チートハーレム」ってのは昨日今日流行ったものではなくて、半世紀近く前すでに売れまくった、成功を約束されたコンテンツであり流行るべくして流行っているのでしょう。
きっと、更にその前にも流行しているんだろうし、ブームになって飽和して飽きられてそれでも一定期間置けばまた流行るという周期性ブームの鉄板コンテンツなのではないでしょうか。(あるいは、気づかれることなく常に形を変えて売れ続けている可能性も)
それなら変に捻ったり味付けなどすることなく、どストレートに書くというのは大正解なのではないでしょうか。