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エロ小説を100冊読んでみた
第11章 異世界に転生した俺は最上級の女たちを集めてみた!
エロラノベはどうしてもキャラクターの絵のウェイトが大きいので、それに合わせてヒロインのキャラの存在感を重視する方向に舵を切ったということでしょう。
もし、イラストのないタイプの官能小説だったら、「落とすシーン」だけでなく、主人公が出世するシーンで、それによる美味しいエッチを挟んで成り上がった感を出し、読者の頬を緩ませるという選択は充分に一考に値したのではないだろうか。
文体は平易で読みやすいネット小説っぽいもので、ネット小説っぽい文章を書きたいときはお手本にできそうでした。簡単に書けそうでなかなか難しいですよね、こういう文体。
全ヒロイン登場のエロプロローグから、どうしてこうなったのかというと……と時系列を遡って展開し、最後はプロローグに回帰して「俺たちのエッチな生活はまだまだ続きそうだ♪」で締める定番スタイルでもあるので、これも無難にきっちり一本仕上げたいときの参考になりますね。
定番とはいえ、こういうのをモノにしてるだけで、型をひとつ知っていることになるから、疎かにしてはいけないんだよなあ。
私はまだこのパターンを使ったことないのですが、いつか機会があったらやってみたいです。楽しそうだし^^
【メモ】
3ヒロイン成り上がりハーレムもの。
一人称主人公視点
最初のエッチ……進行度10%から。
エロプロローグあり
●学んだこと
・ハーレム構成員のキャラクターの差別化はハーレム感を増幅する
・出世時にそれに絡めたエッチがあると成り上がり感が出そう
・エロプロローグ回帰型定番スタイル
■目標達成まであと……89冊