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エロ小説を100冊読んでみた
第11章 異世界に転生した俺は最上級の女たちを集めてみた!
本作では前述の二人のヒロインに加えてもう一人、3人目のヒロインが登場しますが、姫騎士、聖女に対してサキュバスというちょっと違う立ち位置で、ハーレム構成のバリエーションを豊かにするのにひと役買っています。
姫騎士と聖女は、字面ではそれなりに差別化を感じるのですが、作中ではキャラクター性にそれほど差異を感じなかったのがもったいなかったかなと思います。
結果、お嬢様系と淫乱系という2種類しかハーレムのメインメンバーがいないことになってしまっているため、ハーレム感が減じてしまっているのかな、と。
姫騎士と聖女の違いをもっと演出できたら良かったんじゃないかなあ。
また「メインヒロインたちを落とす」ことをメインの展開に据えたその結果として、成り上がったときに絡むエッチがないというのが「成り上がり感」を削いでいるとも思いました。
このへんは取捨選択なので良いとも悪いとも言えないですけど。
作者の決断ですよね。