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エロ小説を100冊読んでみた
第13章 催眠! おっぱい学園
ジャンルでいうと催眠ハーレム下克上ものという感じかなあ。
催眠・ハーレム・下克上、この三点セットは割とあるような気がします。相性がいいですよね。「催眠術で下克上してハーレム作ったった」みたいな。
まず個人的に気に入ったのはタイトル。ど直球な上に馬鹿(笑)
こういうの大好き!
あと、今まであまり触れて来ませんでしたが、イラストも良かったですね。
みさくらなんこつ先生による迫力ある構図の挿絵。挿入のシーンなど、完全に読者自身が挿入しているように見える描き方だったりして、抜けるぜゴックン!
で、馬鹿設定で駆け抜けるのかと思いきや、意外とストーリー性の強い出だしで驚きました。
どうして主人公がこうもいじめられるのか、そして、何故主人公はさっさと学校をやめてしまわないのか。陰湿ないじめの描写や、男子に対して不平等で理不尽な校則なども交えてけっこうなボリュームで書き込まれています。それがまた面白く読ませる内容で。
「ああ、凄いなー、やっぱり賞とるだけはある作品だなあ」なんてことも思いつつ読み進めることになりました。とても読み応えのある序盤展開。