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エロ小説を100冊読んでみた
第13章 催眠! おっぱい学園

行為描写があるヒロイン総数は5人。多めですね。

・学園の創立者である幽霊美少女(ロリBBA?)
・美人な学園理事長(20代後半)
・幼馴染の同級生
・留学から帰って来た生徒会長
・我儘なお嬢様

……なお、全員処女。

五人と多めでありながらしっかりとヒロインそれぞれを公平にボリューム配分してエッチシーンがあった印象なのは、複数プレイが多めだったからかな。

ただ、生徒会長とお嬢様はあまり差別化ができているとは言い難く、もっと違った属性のヒロインを設定すれば良かったのではないかとも思いました。特に生徒会長の方は特徴薄いような。

その生徒会長、お嬢様、そして学園理事長は、主人公をいじめていた中心人物で敵。

……なのですが、この三人が直接的に主人公に敵対する描写というのが少ないんですね。

そのため、せっかく学園の底辺になっている主人公の底辺っぷりが薄まり、それゆえ下克上感が弱まっている。これはもったいないかも。

説明だけでなく、ちゃんとエピソードを一人ひとつずつぐらい設けても良かったんじゃないだろうか。

このへんは鏡裕之先生の『揉ませてよ俺の正義』シリーズが巧いんだよなあ。
そんなことも思いました。あちらは下克上というよりは成り上がりもの寄りですけど。
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