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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第6章 ザドルの過去
・
◇◇◇
一方、夜道を白い愛馬に跨がり一心不乱に駆ける男がいた…
男の目指す場所。そこは、ルバール大国きっての夜の繁華街──
《グランド・ナイト・ストリート》
この通りの奥にゴージャスに飾り付けされた紳士の癒しの場
【ナイトパラダイス】
男はそこへ向かっていた‥
男の名はルイス・エドモント…
そう、精鋭部隊を率いるあの人である
その隊長が時間を惜しむように馬を走らせるにはわけがあった…
「マリー!‥もうすぐだから、待ってろよ……」
愛しい女の名前を口にする。
そう、あの【ナイトパラダイス】の売れっ子No.1
“ミス・マリリン”ことマリーちゃんとラブ×2するためであった
「ヒヒーン」
馬の鳴き声と同時にゴージャスな建物の前に着くと、店の中からオーナーらしき、頭に艶のあるチョビ髭男が冷や汗をかきながらルイスの元へ走り寄ってきた
「こ、これは ルイス様!
先にお知らせ頂ければ、迎えの馬車をお出ししましたのにっ」
「いや、いいよ‥俺も急に思い立ったからね。ところでマリーは?」
ルイスは店に入るなり店主に聞いた
◇◇◇
一方、夜道を白い愛馬に跨がり一心不乱に駆ける男がいた…
男の目指す場所。そこは、ルバール大国きっての夜の繁華街──
《グランド・ナイト・ストリート》
この通りの奥にゴージャスに飾り付けされた紳士の癒しの場
【ナイトパラダイス】
男はそこへ向かっていた‥
男の名はルイス・エドモント…
そう、精鋭部隊を率いるあの人である
その隊長が時間を惜しむように馬を走らせるにはわけがあった…
「マリー!‥もうすぐだから、待ってろよ……」
愛しい女の名前を口にする。
そう、あの【ナイトパラダイス】の売れっ子No.1
“ミス・マリリン”ことマリーちゃんとラブ×2するためであった
「ヒヒーン」
馬の鳴き声と同時にゴージャスな建物の前に着くと、店の中からオーナーらしき、頭に艶のあるチョビ髭男が冷や汗をかきながらルイスの元へ走り寄ってきた
「こ、これは ルイス様!
先にお知らせ頂ければ、迎えの馬車をお出ししましたのにっ」
「いや、いいよ‥俺も急に思い立ったからね。ところでマリーは?」
ルイスは店に入るなり店主に聞いた