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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第7章 村の宝
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「―――早くしねぇと逃げられちまぅ!」
「…ちょ、お待ちよ、なんかあったはず―――!!
あっ。たしか、アレがあった気が…」
ザドルの慌てぶりにエバも吊られてしまった。
厨房の中で何かを見つけ、エバが握ってきた袋の中味は…
「なんだこりゃっ?」
「マシュマロってやつらしいよ。…なんでも西の方で大ブレイクしてるお菓子だとさっ
観光組のお馴染みさんが、お土産で持ってきてくれたんだよ。
コーヒーに入れて味わうのが“通”なんだって貴族の間でブームになってるそうだよ!」
「貴族の間でか!?」
…なんだか、けったいな菓子だなぁ。フニョフニョしてらぁ‥
ザドルは一つ手に取り口に放り込む…
「―――むぅ!!…」
瞬間、目を輝かした!
「これなら充分だっ!
ありがとなっ エバ!!」
そういうとザドルは疾風の如く走り去って行った。
「…なんだったんだろうねぇ、いったい―――
そうだっルイスっ! あんた甘いもん平気かぃ?
ちょっと味見してほしいもんがあるんだよ。今晩のデザートに出そうと思ってねぇ!」
「―――早くしねぇと逃げられちまぅ!」
「…ちょ、お待ちよ、なんかあったはず―――!!
あっ。たしか、アレがあった気が…」
ザドルの慌てぶりにエバも吊られてしまった。
厨房の中で何かを見つけ、エバが握ってきた袋の中味は…
「なんだこりゃっ?」
「マシュマロってやつらしいよ。…なんでも西の方で大ブレイクしてるお菓子だとさっ
観光組のお馴染みさんが、お土産で持ってきてくれたんだよ。
コーヒーに入れて味わうのが“通”なんだって貴族の間でブームになってるそうだよ!」
「貴族の間でか!?」
…なんだか、けったいな菓子だなぁ。フニョフニョしてらぁ‥
ザドルは一つ手に取り口に放り込む…
「―――むぅ!!…」
瞬間、目を輝かした!
「これなら充分だっ!
ありがとなっ エバ!!」
そういうとザドルは疾風の如く走り去って行った。
「…なんだったんだろうねぇ、いったい―――
そうだっルイスっ! あんた甘いもん平気かぃ?
ちょっと味見してほしいもんがあるんだよ。今晩のデザートに出そうと思ってねぇ!」