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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第7章 村の宝


コンコンとノックの音が響いていた。

書類に囲まれていたアレンは顔を上げてドアを向く。


「やぁ、アレン!‥お昼食べ終わった頃だろうと思って来てみたんだけど‥大丈夫?」


アルは前の日に約束していた施設案内をしてもらうためにアレンの所を訪ねていた。



「もちろん、大丈夫ですよ。では、行きましょう」


アレンは快く腰を上げた。


「昨夜はゆっくりお休みになられましたか?」



「うん、寝過ぎだ、 ってくらい寝ちゃって朝早く目が覚めたよ………

……昨日はありがとう‥


ザドルってほんといい人だよ‥ 」



「仲よくなったんですね‥
それは良かった」


アル達は二人で微笑みあった



「‥ところで‥アルは足、痛くないですか?」


「…‥ちょっとね。前ふくらはぎの部分が…アレンも?」



「同じです…

私の場合、普段の生活が室内作業ばかりですから…

正直、今朝は歩くのがやっとでした やはり体力作りは日常的にこなしていないといけませんね…
朝一番に温泉に行って足湯しちゃいましたよ、あまりの痛さに‥‥」





「ハハ… でも温泉なんてあるんだ?」


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