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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第8章 黒いお馬さん


「ロイド‥‥‥なんで、繋がれちゃってんだよ、お前…」




…えっ?繋がれてる?

あっ! ほんとだ、……

なんで?


よく見ると椅子に腰かけたまま背もたれの後ろに両腕を交差され、くくりつけられている

アルは理由がわからなかった







そして、ロイドを哀しそうに見つめたアレンの目に、血だらけのタオルを握りしめたユリアが映ると、ショックを受け再びアレンは絶望的な顔をした




「なんでだよ…お前ならその気になったら女なんていくらでもいるだろっ

なんで七歳なんだよっ!
なんでっ…くそっ」


ロイドは一人で熱くなるアレンを冷えた瞳で見ていた



えっ!?アレンは何いってるの? ちょとキャラ変わってるのが気になるけど…

誰の設定なんだろ?

…って、違う!そんなのどうでもいいっ!!

女なんていくらでも?

七歳?

・・・・・・・・


―――!っ

まさかっ!?



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