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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第9章 消えた三歳時の行方
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「──っ…いっけねぇ!すっかり忘れてたぜっ! 悪りぃなぁ〜 お前ぇがわざわざ呼びに来てくれたのか? いやぁ〜すまねぇ、すまねぇ!! へへっ」
ザドルは面目なさそうに頭をかいた
「急いで行けよ! みんな体力的にも精神的にも限界にきてる頃だろうからな…」
「ん? なんだ、 みんなそんなに腹空かしてんのか?」
「‥」
ザドルの返答にルイスは無言で返すしかなかった…
駄目だ…こんなとこで待ってる場合じゃないっ
捜索隊が動かないんなら自分が捜すしかっ…
静けさの増して行く外を眺めアルは不安を募らせる。ジョンの事を思うと居ても立っても居られず、アルは自ら行動をとった
「アレン! 明かりを貸してもらえる?」
「いいですよ。私の部屋にランプがあるから持ってきます! 一緒に探しましょう。ちょっと待ってて下さいね!」
「ありがとう‥アレン…
感謝するよ」
胸がいっぱいになる…
優しさが身に染みる…
不安で苦しいのにアレンのこの一言でアルは落ち着きを取り戻すことができた
アレンは礼を言うアルにニッコリ笑うと自分の部屋へと一目散に駆けて行った‥
「──っ…いっけねぇ!すっかり忘れてたぜっ! 悪りぃなぁ〜 お前ぇがわざわざ呼びに来てくれたのか? いやぁ〜すまねぇ、すまねぇ!! へへっ」
ザドルは面目なさそうに頭をかいた
「急いで行けよ! みんな体力的にも精神的にも限界にきてる頃だろうからな…」
「ん? なんだ、 みんなそんなに腹空かしてんのか?」
「‥」
ザドルの返答にルイスは無言で返すしかなかった…
駄目だ…こんなとこで待ってる場合じゃないっ
捜索隊が動かないんなら自分が捜すしかっ…
静けさの増して行く外を眺めアルは不安を募らせる。ジョンの事を思うと居ても立っても居られず、アルは自ら行動をとった
「アレン! 明かりを貸してもらえる?」
「いいですよ。私の部屋にランプがあるから持ってきます! 一緒に探しましょう。ちょっと待ってて下さいね!」
「ありがとう‥アレン…
感謝するよ」
胸がいっぱいになる…
優しさが身に染みる…
不安で苦しいのにアレンのこの一言でアルは落ち着きを取り戻すことができた
アレンは礼を言うアルにニッコリ笑うと自分の部屋へと一目散に駆けて行った‥