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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第9章 消えた三歳時の行方
・
食堂でのそんなアル達をよそに、ルイスはある部屋の前まで来ていた。
部屋の中からは きゃっ!きゃっ!とはしゃぐ子供の楽しそうな声が響いてくる。
…よし、いるな‥‥何も知らずにのん気なもんだぜ…
溜め息混じりにドアをノックする。
― コンコンッ!
「おいっ! ザドルっいるんだろ!? 開けてくれっ」
ルイスは向こう側に問い掛けた。
ドアがゆっくりと開き肩にちっこい小動物を乗せたザドルが顔を覗かせる
「おぅ、ルイスじゃねぇか!?どうしたっ
さっきから外が騒がしいようだが、なんかあったのか?」
「―――いや…緊急事態に備えての夜間訓練さ…
隊員達も平和ボケで体が鈍ってるからね…何かにかこつけて使ってやった方がいいだろうと思ってね」
「…へぇ、そりゃ大変だお前の部下をするのも一苦労だな‥‥‥ところで俺になんか用か?」
「………」
ルイスは脳天気なザドルに呆れながら時計を見せた
「今何時だ?‥‥‥今日の夕食はみんなで食べるんじゃなかったのか? そこのチビスケも!」
食堂でのそんなアル達をよそに、ルイスはある部屋の前まで来ていた。
部屋の中からは きゃっ!きゃっ!とはしゃぐ子供の楽しそうな声が響いてくる。
…よし、いるな‥‥何も知らずにのん気なもんだぜ…
溜め息混じりにドアをノックする。
― コンコンッ!
「おいっ! ザドルっいるんだろ!? 開けてくれっ」
ルイスは向こう側に問い掛けた。
ドアがゆっくりと開き肩にちっこい小動物を乗せたザドルが顔を覗かせる
「おぅ、ルイスじゃねぇか!?どうしたっ
さっきから外が騒がしいようだが、なんかあったのか?」
「―――いや…緊急事態に備えての夜間訓練さ…
隊員達も平和ボケで体が鈍ってるからね…何かにかこつけて使ってやった方がいいだろうと思ってね」
「…へぇ、そりゃ大変だお前の部下をするのも一苦労だな‥‥‥ところで俺になんか用か?」
「………」
ルイスは脳天気なザドルに呆れながら時計を見せた
「今何時だ?‥‥‥今日の夕食はみんなで食べるんじゃなかったのか? そこのチビスケも!」