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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第2章 変なおじさん
──ここは、山には豊かな緑と鉱山物。 海には豊富な魚介類。 行商も栄え、あらゆるものに恵まれた
『古の王都 ルバール大国』
ある者は
【夢と希望】を…
そしてある者は
【富と名声】を手に入れるため…
導かれるようにこの国に足を踏み入れるのであった…
この豊かな国では貴族の道楽の一つ『闘技会』が毎年の祭り事として行われており、その時期が近付くと普段の賑わいをより、華やかにさせる。
【闘技会】とは文字通り闘いで己の技を競いあいルールは至って簡単、トーナメント方式、武器は何を使ってもよし!
そこで誰が優勝するか予想して賭けをするってぇ
ま〜手っ取り早く言っちまえば、今の【プライドと競馬】が一つになったものって事で…
で、賭けられた金は予想を当てた者に支払われ・・る訳じゃあないんだな、これが!
こっから、ちぃ〜とちがうのよ!
普通のギャンブルと。
なんと! 賭け金は予想を当てた者に支払われるのではなく、大会で優勝した者に賞金として支払われ、そして三分の一は国の管理費として寄贈される。
国と民にとってありがた〜い、貴族の方々の道楽遊びなんでございます…