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第15章 ラブレッスン

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ザドルの事も一件落着し、やっとスムーズに事が運ぶと安堵したルイスはここ二日間の過密スケジュール？の為、異様な眠気に襲われていた‥‥‥



ふぁ〜 さすがに、二日連チャンで徹夜はしんどいな…

まぁ伝説の事は追い追い考えるとして…
今日は天気もいいし庭で仮眠でも取ろうかな♪



ルイスには城や役所敷地等の至るところにお気に入りの場所があった‥


それこそ上手く人目を遮るような物陰など、10代の若かかりし頃はよく、その場所にお気に入りの城の若い使用人の女や街娘などを連れ込み情事に勤しんでいた

ちょっと昼寝をするには恰好の場所である



ルイスは今日は役所敷地のお気に入り場所で休む事に決めた、 パサッと青い芝生の上に横になると芽吹いたばかりの草木の香りに心が安らぐ…


そういえば、よくここでもよく隠れんぼしたな‥



ルイスは小さい頃の事を思い出した。
みんなが自分を探し出してくれるまでじっと待っていると、いつの間にか毎回、寝入ってしまった

そして、そんなルイスを前王妃は簡単に見つけ出し大事に胸に抱き抱え、城へ連れて帰るのだった…


大好きだった母親…もっと一緒に居たかった人…