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第15章 ラブレッスン

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幼いルイスにとって母親の存在は偉大である‥

そんな母親はいつの日からか、自分がどんなに隠れても見つけ出してはくれなくなった‥
もちろん、柔らかな温かい胸に抱き上げてくれる事も……二度とない。


ルイスが女を知ったのは12才の頃だった‥
思春期真っ只中のルイスは専属の家庭教師でやってきたナディアという女に恋をした‥

柔らかな物腰のナディアにルイスは母親の影をみた


…似てる‥‥何となく‥

もちろん家庭教師だからして、ルイスと二人きりになることは日常茶飯事である‥

授業中、ルイスはいつもナディアの事を食い入るように見つめた‥

授業の間に聞こえる声も何となく似てる‥‥


幼い時の記憶は朧げ過ぎて、すべての部分が母親に似ているような気がしていた


ナディアはそんなルイスの視線がすごく気になっていた‥

美麗で柔らかなそうなブロンドに形のいい唇‥
物憂げな瞳で自分を見つめ潤んだ熱い視線をなげかけてくる‥‥


成長期に突入したルイスはその頃身長が170 近くあった、見た目でいえば さほど筋肉が付いてないだけで後は立派な男子だったのだ