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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第17章 ハードボイルドなアルだけど。
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「あ、あの…ロイド?いい加減、放してほしいんだけど……」
「え?…あっ、ああ…っ…悪い…つい……」
ロイドはあまりの感触の良さに、つい夢中でアルの二の腕をにぎにぎと揉んでいた。
腕を庇い、白い目を向けるアルにロイドはバツ悪そうに頭を掻く。
アルは気を取り直すようにリサーチを続けた。
「まあいいけど、ところでロイドは彼女はいないの?」
「……いきなりな質問だな?誰に頼まれてそんな事聞くんだ?」
「あ…いや別に…何となく……」
今度はアルが誤魔化すように頭を掻く。
ロイドは眉を潜めながらも答えた。
「……今のところは居ないな」
「そうなんだ!?…じゃあ、タイプは? どんなタイプが好き?」
フリーの情報にアルは表情を輝かせる。ユリアが喜ぶかと思い、アルはさらに突っ込んで聞いてみた。
「──…これってタイプはないな。俺は見た目で惚れる事ないからな……って、そう言うアルはどうなんだ?」
「僕?……僕…う〜ん…そうだねー…頼り甲斐があってカッコイイに越したことないけど──…やっぱ性格重視かな!」
「……頼り甲斐にカッコイイ?…そんな女が好きなのか!?」
「……っ…」
はっ──…しまったっ…‥つい本音が…っ…
乙女心を思いきり語ったアルをロイドが怪訝な顔で見ている。
アルは咄嗟に取り繕った。
「……っ…そ、そうなんだ!自立してしっかりした感じの女性ていいと思わないっ!?
僕がなよなよしてるから憧れちゃうなあーなんてっ…あーあ、どっかに居ないかなーそんな女の人!…ははっ」
「……しっかりって…ああ!……エバみたいな感じか?」
「あ、あの…ロイド?いい加減、放してほしいんだけど……」
「え?…あっ、ああ…っ…悪い…つい……」
ロイドはあまりの感触の良さに、つい夢中でアルの二の腕をにぎにぎと揉んでいた。
腕を庇い、白い目を向けるアルにロイドはバツ悪そうに頭を掻く。
アルは気を取り直すようにリサーチを続けた。
「まあいいけど、ところでロイドは彼女はいないの?」
「……いきなりな質問だな?誰に頼まれてそんな事聞くんだ?」
「あ…いや別に…何となく……」
今度はアルが誤魔化すように頭を掻く。
ロイドは眉を潜めながらも答えた。
「……今のところは居ないな」
「そうなんだ!?…じゃあ、タイプは? どんなタイプが好き?」
フリーの情報にアルは表情を輝かせる。ユリアが喜ぶかと思い、アルはさらに突っ込んで聞いてみた。
「──…これってタイプはないな。俺は見た目で惚れる事ないからな……って、そう言うアルはどうなんだ?」
「僕?……僕…う〜ん…そうだねー…頼り甲斐があってカッコイイに越したことないけど──…やっぱ性格重視かな!」
「……頼り甲斐にカッコイイ?…そんな女が好きなのか!?」
「……っ…」
はっ──…しまったっ…‥つい本音が…っ…
乙女心を思いきり語ったアルをロイドが怪訝な顔で見ている。
アルは咄嗟に取り繕った。
「……っ…そ、そうなんだ!自立してしっかりした感じの女性ていいと思わないっ!?
僕がなよなよしてるから憧れちゃうなあーなんてっ…あーあ、どっかに居ないかなーそんな女の人!…ははっ」
「……しっかりって…ああ!……エバみたいな感じか?」