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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第17章 ハードボイルドなアルだけど。
・
「…っ…お前なあ、おでこにキスしただけだろ!? 何そんなにキレてんだよっ」
えっ、キスっ?誰にしたんだ?
状況を読めないみんながルイスの話を聞いて目をキョロキョロさせる。
アルはケーキを食べ終わった口を静かに拭きながらゆっくりと応えた。
「嫁入り前の──…しかも7才だ……それを可愛いからキスするなんて……変態以外の何者でもない…」
「──…っ…」
「精鋭部隊隊長はただの…っ…変態長だっ!! 」
ブブーーーッ…
この発言にはみんながお茶を吹きこぼしてしまった。
ルイスは思いきり焦りを浮かべる。
「…ほ、本人が嫌がったわけじゃないだろっ!?…なっユリアっ…ちゃんっ…」
ルイスは機嫌を窺う様に間近でユリアの顔を覗き込む。ユリアは頬を染めながらこくんと小さく頷いた。
「ほらっ見てみろ!同意の上だっ!」
ルイスは何やら勝ち誇っている。そのついでに一言付け足した。
「そこまでキスしたのが気に入らないんなら俺が責任取って嫁にもらってやるっ!10年待てばいいんだろっ!」
「──…えっ…」
ユリアは真っ赤になった両頬を手で押さえた。。
…きゃ!…白いお馬さんのお嫁さんもいいかもぉ!
そんなユリアに反してアルは怒りを露にする。
「ダメだっ!許さないっ!ユリアっ──…こんな変態長は絶対ダメっ!!」
「何をっ!? これでも一応王子様だぞっ!!」
「…っ…駄目だっ絶対渡さないっ! 苦労するのが目に見えてるっ」
「…っ…お前なあ、おでこにキスしただけだろ!? 何そんなにキレてんだよっ」
えっ、キスっ?誰にしたんだ?
状況を読めないみんながルイスの話を聞いて目をキョロキョロさせる。
アルはケーキを食べ終わった口を静かに拭きながらゆっくりと応えた。
「嫁入り前の──…しかも7才だ……それを可愛いからキスするなんて……変態以外の何者でもない…」
「──…っ…」
「精鋭部隊隊長はただの…っ…変態長だっ!! 」
ブブーーーッ…
この発言にはみんながお茶を吹きこぼしてしまった。
ルイスは思いきり焦りを浮かべる。
「…ほ、本人が嫌がったわけじゃないだろっ!?…なっユリアっ…ちゃんっ…」
ルイスは機嫌を窺う様に間近でユリアの顔を覗き込む。ユリアは頬を染めながらこくんと小さく頷いた。
「ほらっ見てみろ!同意の上だっ!」
ルイスは何やら勝ち誇っている。そのついでに一言付け足した。
「そこまでキスしたのが気に入らないんなら俺が責任取って嫁にもらってやるっ!10年待てばいいんだろっ!」
「──…えっ…」
ユリアは真っ赤になった両頬を手で押さえた。。
…きゃ!…白いお馬さんのお嫁さんもいいかもぉ!
そんなユリアに反してアルは怒りを露にする。
「ダメだっ!許さないっ!ユリアっ──…こんな変態長は絶対ダメっ!!」
「何をっ!? これでも一応王子様だぞっ!!」
「…っ…駄目だっ絶対渡さないっ! 苦労するのが目に見えてるっ」