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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第18章 昼下がりの情事
「おう、アル!今日も来たのか?」
「 うん、せっかく鍛練所が無料なんだから活用しなくちゃ!‥ロイドにも大会迄、体力作りしとけって言われてるから」
* 変態長騒動から数日が過ぎ、剣闘技会を目前に控えた今日──
大会まですることがないアルは遊びに行く子供達を見送ると、鍛練所に体を鍛えに来ていた。
アル位の年頃は珍しく、鍛練所の係の人もすぐにアルを覚えてくれたようで、行く度に気軽に話し掛けてくる――
アルはロイドに指摘された腕の筋肉を鍛える運動を重点的にやっていた。
「おっ!偉いっ!!ちゃんとやってんな」
2㌔の鉄アレイを交互に持ち上げてフンフン 言っていると声をかけてきたのはロイドだった
「あっ ロイドも鍛えに来たの?」
あぁ、とだけ言うとロイドはアルに背を向け上着を脱ぎ、また半裸になった
‥///‥‥背中も色っぽいんだよなぁ‥‥
アルが見とれていると視線に気付いたロイドがいきなりこっちを振り返る
「‥頼むからそんな目で見ないでくれ‥‥‥」
「/// ごめん‥‥」
心なしか怯えるロイドにアルは謝るとアレイ運動を済ませ、腹筋運動に取り掛かった‥‥
「 うん、せっかく鍛練所が無料なんだから活用しなくちゃ!‥ロイドにも大会迄、体力作りしとけって言われてるから」
* 変態長騒動から数日が過ぎ、剣闘技会を目前に控えた今日──
大会まですることがないアルは遊びに行く子供達を見送ると、鍛練所に体を鍛えに来ていた。
アル位の年頃は珍しく、鍛練所の係の人もすぐにアルを覚えてくれたようで、行く度に気軽に話し掛けてくる――
アルはロイドに指摘された腕の筋肉を鍛える運動を重点的にやっていた。
「おっ!偉いっ!!ちゃんとやってんな」
2㌔の鉄アレイを交互に持ち上げてフンフン 言っていると声をかけてきたのはロイドだった
「あっ ロイドも鍛えに来たの?」
あぁ、とだけ言うとロイドはアルに背を向け上着を脱ぎ、また半裸になった
‥///‥‥背中も色っぽいんだよなぁ‥‥
アルが見とれていると視線に気付いたロイドがいきなりこっちを振り返る
「‥頼むからそんな目で見ないでくれ‥‥‥」
「/// ごめん‥‥」
心なしか怯えるロイドにアルは謝るとアレイ運動を済ませ、腹筋運動に取り掛かった‥‥