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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第24章 四章 生き残り合戦!


ロイドの説明にルイスは状況を把握する。ロイドの言った通り対戦相手の選手をよく見ると血だらけの口で血を吐いたんだと思っていたら‥

下顎の部分が見当たらなかった‥



「ケケッ お〜ぉ痛そうだなぁあぁん待ってろよ、お前の血が底をついたら楽にしてやるからなぁケケッ」


リッパーは薄気味悪い笑みをうかべ、二本の大きく湾曲した剣に付着した血を舐めあげクチャクチャと味わい言った

「お前・・・O型だなぁ」


…は…っ…血液鑑定士?


アルがリッパーの特技に驚いている横からルイスが審判員を呼び付けた――



「あれじゃ、どうみても
試合続行不可能だろっなんですぐに止めない!?
早くやめさせろっ! 」

「わかりました!」

そう言って審判員が踵を返した瞬間にリッパーは相手選手の首を切り落とし天高く掲げていた……

―ピ
「し、勝者リッパーッ!」

審判員が笛の音と共に勝者の名を叫ぶとルイスは頭を抱え強く息を吐いた


「アルっ見たか!?これが闘技会だっ!相手が悪けりゃ人生最期はあんな姿だ!」

ルイスはやっぱりアルには棄権してほしいと願う
そんなルイスにアルは静かな口調で答えた


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