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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第25章 五章 生き残り合戦!〜レオ編〜
†乱闘†
狂犬のレオvs
鮮血の騎士シド!
「 ロイ!レオの方はどうなってる?」
「あぁ…レオのほうが押してはいるが……
さっきから何度もシドに拳叩き込んでるけど効いてないみたいだ」
「レオの奴、今回は剣を使わないのか?」
ルイスがロイドに質問した
「剣は一応持ってはいるぞ、使い所を考えてるんじゃないか?」
「あの単細胞に‘考える’なんて芸当ができるのか?」
ルイスは赤ペンのキャップを口に加え取ると係員が持ってきたトーナメント予選表の勝者の覧に線を引いていた
「ハァハアハァッ!
…っ…チキショーッ!こんなに打ち込んでんのになんで効かねぇっ!?」
シドは鎧を着ていたがその鎧もレオの攻撃でボコボコになっていた
「フンっ…バカか貴様?
お前が拳を打ち込んでるのは所詮鉄の鎧……
私の身がボコボコになっておる訳ではない……」
「んだとっ!鉄クズに馬鹿呼ばわりされたかねぇっ!
大体、歩く度にガシャガシャッうるせーんだよ!!
脱げっ今すぐそれをっ──」
「久しぶりに出れた大会で貴様のような輩と初戦を交えるとわな……私も運が悪い…」