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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第25章 五章 生き残り合戦!〜レオ編〜


「言ってくれるじゃねぇか… なんだか燃えてきたぜっ‥

最初っから最期まで対戦相手が俺だった事を後悔させてやらぁ‥‥」



レオは舌舐めずりしながら拳の関節をボキボキッと鳴らした

シドもゆっくりと剣を構える








「ねぇ、あのシドって人
三兄弟の中で一番まともだね」

大人しく席に着いて観戦していたアルがルイスに言った


「あぁシドか‥あいつはジェントルマンだからな‥

返ってレオの方が狂ってるかもしれん騎士と狂犬‥聞こえはどっちがいい?」


「騎士!」

アルが即答でいう

そこでロイドが言った


「‥ただ、鮮血ってつくだけあって所詮血の好きな奴だ…

やっぱり死に神三兄弟だよ
レオは礼儀はなってなくても秩序は守る奴だ……
食堂で飯取る時もちゃんと列ぶしな‥誰かさんよりはその辺はしっかりしてると思うぜっ‥‥」



「ロイ…お前、俺にケンカ売ってんのか?」


「別にルイスのこと言った訳じゃないだろ?心辺りでもあるのか?」


「‥‥べつに」



三人の会話をよそに、レオ達の睨み合いは続いている








「はんっなんだ‥切り付けて来ねぇのかよ?…」


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