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第25章 五章 生き残り合戦！〜ﾚｵ編〜

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嘲笑するシドに腹を立てるかと思いきや‥‥レオは余裕で不敵な笑みを浮かべた‥‥




‥あっ‥‥ちょっと、カッコイイかも‥//‥


アルは自信に満ちたレオの男らしい表情に少し惹かれた‥
精悍な顔立ちが凛々しさを増してくる


「ﾌｯ…俺の筋肉に無駄なモンは一つもねぇよ‥‥

今のはお前の動きを見る為の小手調べだ‥‥」

「！っ」

「何度も言うが、
俺様は大山賊、疾風迅雷の頭だ‥‥
今から教えてやるよ‥なんで俺様が疾風迅雷って大山賊の頭なのかをよっ！」


レオは斬風剣を構えると目にも留まらぬ早さで空を何度も切り付けた！

その瞬間、耳をつんざく金切り音と共にシドの鉄の鎧がｶﾞｼｬｶｼﾞｬﾝっと足元に接がれ落ちた。


「──！ｯｯ‥‥貴様‥私の鎧を‥っ‥」


大事な鎧を粉々にされシドは怒りで体が震えている

「はんっ！何今更キレてんだお前？
だったらボコボコになった時点でキレろよっ!!」


「鉄のへこみは打ち直せばすぐ元通りになる！
しかしこんなになってしまえば―――ｯ
よもや覚悟はできておるだろうなっ！！」



怒りに満ちたシドはレオに勢いよく切りかかった！