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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第26章 六章 王の秘策
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レオはチッと舌を打つとルイスとロイドの肩を掴み、こそこそと交渉し始めた
「……てこった──…わかったな?そなに無理な話じゃねぇだろ?」
「──…っ…それは…ちょっと…」
取り引きを終えた瞬間、ルイスとロイドは目配せし合うと気まずい表情でアルをちらっと振り返った。
…なっなに? …なんの話したのっ?
アルは何だか嫌な予感がした
ルイス達の困り果てた表情を見て国王がルイスを手招きした。
「あやつは何を条件に出して来たのだ?」
「それが、実は‥」
ルイスは王の耳に口を寄せる。
「なんと──…っ…それを条件にしてきたか・・・」
今度はルイスと内容を知った国王が二人してまた、アルを気の毒そうにちらっと見た
なにっなんなの!?
なんでそんな目で見るのっ!?
はっきりとはわからないが確実に自分が絡んでいると確信できる
レオの条件はこうだった…
『お前らバンビと仲良さそうだからな、俺様とバンビの仲取り持てよ………簡単だろ?』
・・・だったのだ──
「うむ‥‥‥わかったこうしよう‥‥‥」
しばしの間、考えた国王はレオにいった
「この国の山岳地帯を全て貴殿に譲ろう・・・
どうだ、悪い話ではあるまい・・・」
レオはチッと舌を打つとルイスとロイドの肩を掴み、こそこそと交渉し始めた
「……てこった──…わかったな?そなに無理な話じゃねぇだろ?」
「──…っ…それは…ちょっと…」
取り引きを終えた瞬間、ルイスとロイドは目配せし合うと気まずい表情でアルをちらっと振り返った。
…なっなに? …なんの話したのっ?
アルは何だか嫌な予感がした
ルイス達の困り果てた表情を見て国王がルイスを手招きした。
「あやつは何を条件に出して来たのだ?」
「それが、実は‥」
ルイスは王の耳に口を寄せる。
「なんと──…っ…それを条件にしてきたか・・・」
今度はルイスと内容を知った国王が二人してまた、アルを気の毒そうにちらっと見た
なにっなんなの!?
なんでそんな目で見るのっ!?
はっきりとはわからないが確実に自分が絡んでいると確信できる
レオの条件はこうだった…
『お前らバンビと仲良さそうだからな、俺様とバンビの仲取り持てよ………簡単だろ?』
・・・だったのだ──
「うむ‥‥‥わかったこうしよう‥‥‥」
しばしの間、考えた国王はレオにいった
「この国の山岳地帯を全て貴殿に譲ろう・・・
どうだ、悪い話ではあるまい・・・」