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天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第26章 六章 王の秘策
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「…な、国王っ!何を言ってっ…」
慌てるルイスを王は静かに制した
「ただし…山の民が今まで国に納めていた、上納金や品々は絶対に値上げしてはならぬ。さすれば全て貴殿達の収入源としてよかろう…どうだ?」
レオは顔色一つ変えず王の言葉を最後まで聞き取ると突然、笑い出した
「クッ、ハハハハッ!
…あんた、さすがだよっ。伊達にこの大国に君臨してねぇな!
いいぜっその条件飲んでやらぁ…
まぁ、バンビの事ならべつにタココンビに頼まなくたって俺様の魅力でメロメロにしてやるさ!
俺様じゃあ、なきゃいけない体になっ!」
そう、まくし立てるとレオは取引の内容を、身を乗り出し必死で聞き取っているアルに熱い視線を投げ掛ける!
ひょぇ
アルは椅子から乗り出した体を焦って引っ込めた。
「では、交渉成立だな…
・・・ついでに少年から手を引いてくれると有り難いのだ…」
「駄目だっ!!──」
今度は王の言葉を最後まで聞かなかった
「そ、そうか‥」
「…な、国王っ!何を言ってっ…」
慌てるルイスを王は静かに制した
「ただし…山の民が今まで国に納めていた、上納金や品々は絶対に値上げしてはならぬ。さすれば全て貴殿達の収入源としてよかろう…どうだ?」
レオは顔色一つ変えず王の言葉を最後まで聞き取ると突然、笑い出した
「クッ、ハハハハッ!
…あんた、さすがだよっ。伊達にこの大国に君臨してねぇな!
いいぜっその条件飲んでやらぁ…
まぁ、バンビの事ならべつにタココンビに頼まなくたって俺様の魅力でメロメロにしてやるさ!
俺様じゃあ、なきゃいけない体になっ!」
そう、まくし立てるとレオは取引の内容を、身を乗り出し必死で聞き取っているアルに熱い視線を投げ掛ける!
ひょぇ
アルは椅子から乗り出した体を焦って引っ込めた。
「では、交渉成立だな…
・・・ついでに少年から手を引いてくれると有り難いのだ…」
「駄目だっ!!──」
今度は王の言葉を最後まで聞かなかった
「そ、そうか‥」